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【手製本 写真集】2:16.22

15,400円

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◎本文:188ページ ◎言語:日・英 ◎サイズ:257×182×32mm ◎部数:27部限定(全エディション署名入り) ◎価格:15,400円(消費税込、別途送料についてはこちらをご確認下さい) ◎写真、編集、文章、製本:関健作 ◎特別協力: 長谷川清勝、高平慎士、 為末大、石塚晴子、菅野優太、 円谷幸吉メモリアルホール、後藤由美、トゥーン・ファン・デル・ハイデン、サンドラ・ファン・デル・ドゥーレン 青山国雄、富士フイルム株式会社、京都国際写真祭 ◎アーカイブ写真提供:円谷幸吉メモリアルホール、長谷川清勝、高平慎士 ◎コミックエッセイ:石塚晴子 ◎翻訳・英語校正:タミー・ロウ、ミーゲン・ソルツマン、チャン・ジンハ 本書はリマインダーズ・フォトグラフィー・ストロングホールドにて2018年に開催されたトゥーン・ファン・デル・ハイデン、サンドラ・ファン・デル・ドゥーレンと後藤由美によるワークショップ「フォトブック・マスタークラス」において、コンセプト、編集、アートディレクションを発展させて制作されました。 ◎内容 「2:16.22」 タイム(=記録)とは競技者の名刺である。 数字は無味乾燥で端的なものだ。 だからこそ、その向こう側にある汗にまみれた膨大な物語との乖離に違和感を覚える。 2時間16分22秒。 1964年東京オリンピックのマラソン競技で銅メダルを獲得した円谷幸吉の記録だ。 彼は栄光を掴み一躍時の人となったが、その後27歳という若さで自ら命を絶つことになる。 記録は彼にとって栄光の象徴と同時に、次の瞬間には超えなければいけない目標へと変化した。 数字は目に見えない巨大な壁として立ちはだかり、大きな絶望と孤独を彼にもたらしたのかもしれない。 今回「走る」という行為に人生をかけ、自分の記録と対峙し続けた5人のアスリートたちを取材した。 痛みと共存し続けた長距離ランナー、痙攣の不安を抱えたスプリンター、国民の期待に応えることができず弱い自分と邂逅してしまうハードラー、オリンピックのメダリストとなり人間関係に苦悩するスプリンター、コーチに依存し自分を見失っていくハードラー。 インタビューを元に、その記録の向こう側で彼らが見たものの視覚化を試みた。 かつて数字と向き合い苦悩した一人の陸上競技選手だった私が、このプロジェクトを進めるということは、繊細にからまった数字と記憶の糸をほぐしていく作業でもあった。 ◎写真集動画 https://vimeo.com/433149965 ◎写真集詳しくはこちら: https://www.kensakuseki-photoworks.com/the-other-side-of-the-record

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